家の中で最も電気を使う家電は、エアコンと冷蔵庫と言われています。
この二つで家庭の電気使用量の4割を占めるそうです。
照明が続いて最も使う家電です。
夏も本番になると、どれも欠かせないものですね。
ただそれでも、少しでも節電をしたい!
とはいえ、特にエアコンは昨今では熱中症対策で常時つけることがすすめられていますし、
やみくもに使用を控えると体に悪影響もでるので注意が必要です。
始められることから節電と、暑さ対策を行いましょう。
LEDに少しずつシフト
LEDは節電にも暑さ対策にも有効です。
白熱灯は熱を出すのに対し、LEDは赤外線を全く出さないので、クーラーのききを良くしてくれます。
ただLED電球は高価なので、いきなり全ての電球を変えるとなると負担になることもありますね。
そこで電気が切れたものから少しずつシフトしていくといいでしょう。
白い光だけでなく、白熱灯のように優しい色合いの光をだすLEDもあるので、
無垢フローリングなどがお好きなナチュラルテイストなご家庭にもどんどん取り入れていただきたいものです。
冷蔵庫に頼らない工夫
冷蔵庫を頻繁に開閉すると中の温度があがり、冷やそうとする力で余計な電力が必要になります。
ご家族が多いご家庭などでは皆が水分補給などで、
冷蔵庫をしょっちゅう開けたり閉めたりしているのではないでしょうか。
そこでおすすめなのが、卓上に大き目の魔法瓶で冷たいお茶をおいておく方法と、
発泡スチロールを使った保冷スペースを設ける方法です。
特に発砲スチロールはおすすめです。
ホームセンターなどで手頃な大きさの蓋つきの発泡スチロールを購入してきて、
中に凍らせたペットボトルを入れておきます。
これなら保冷するのに電気を使いませんし、何度開け閉めしても問題ありません。
このまま屋外にもっていき、公園やプールなどでも使うことができて便利です。
暑い地域の人たちがする工夫 まめなシャワー
東南アジアの人たちは、一日に何度も水をあびるそうです。
帰宅したらすぐにクーラーをつけたくなりますが、
その前にさっと軽くシャワーをあびれば気分もリフレッシュしますし、扇風機だけでも十分に涼しく感じられます。
また夏の衣類ですが、こちらも豆に着替えたいものです。
夏は洗濯物がふえて大変だと思われるかもしれませんが、
汗は水溶性の汚れなので水で流すことができます。
そこで汗をかいたら水にさっとくぐらせて脱水をかけてすぐに干してしまいしょう。
シャワーをあびながら衣類を水で洗うのも節水になっていいですね。
寝具を夏用に変える
寝具を夏用に変えましょう。
とても機能性の高い冷感シーツも販売されています。
また昔ながらの竹マットも涼しいです。氷枕などとあわせて使えばずいぶんと暑さ対策になります。
無垢フローリングを裸足で歩くときに、自然の素材の良さが伝わるように、
寝る時の体に竹がふれるというのは気持ち良いものです。
竹のマットは上手に体重が分散されるように設計されているので、長く寝ていても体が痛くなりにくくできています。
窓にすだれや日よけをつける
以前の記事(> 涼しい暮らしを送るアイデア)でも窓辺を涼しくするアイデアをご紹介しましたが、
窓辺はやはり暑さ対策の基本になります。
外側の窓や壁にあたる日差しで部屋の温度があがるので、
すだれや日よけのシェードなどを取り付けましょう。
窓を複数あけて風もしっかりと通してください。
いろんな場所の窓を同時にあけて、どこの組み合わせで開けるのが一番よく風が通るのかを調べておくとよいでしょう。
体のことを考えてほどほどの節電を
暑さの我慢大会をするのでは長続きしにくく、また体調を悪くしてしまう恐れもあります。
夏の節電は無理なく続けられることが大事です。
水分補給をしっかりと忘れずに、節電を心がけた暑さ対策をしていきましょう。