2009.12.01店長ブログ

中国出張記

突然おじゃまします、東京ショールームスタッフの青木です。海外出張中の店長に代わって、先日行った中国出張の報告をさせていただきます!

今回は本社から社長・スタッフの赤利さん、東京からは私が参加し、ハルピン・大連の提携工場へ。検品、新工場見学、今後の輸入材についての打ち合わせ等を行ってきました。

ハルピンは中国最北、黒竜江省にあります。ちょうど寒波が来たこともあり、滞在中は昼間でも?56℃とかなり刺激的な温度でした。しかし、どこの国でも若者(特に女性)はおしゃれ最優先。タイツを履いているとはいえ、ホットパンツやミニスカートも多く見かけ、某社ヒートテック製品に身を包み、お腹にはホッカイロ、その上耳あてまでしている私は、大事な一線を越えてしまった感じです。

こちらでは二日間近隣の製材所を回りました。
沢山の方の手を通して、森から切り出され、運ばれ、選別され、加工されて板になってゆく工程を目の当たりにし、一枚の板にもこんなに手がかかっているということを知り、驚きました。

その後大連では板からフローリング材への加工工場へ。
こちらでも本当に沢山の方が全行程にかかわっています。そして、私たちの要望や工場側の意見など、通訳をしてくださる方を交えて細かい加工工程や製品の打ち合わせ、検品が行われます。
木材の選別はもちろん手作業ですから、熟練した職工さんの一瞬の判断でより分けられていきます。山のような材木の中から、何段階にも分けて振り分けられ、その中のほんの一部がAグレードとして弊社に輸入されているのです。

日本にいる時は当たり前のように目の前に並んでいたフローリング材でしたが、一つ一つに多くの時間と労力が費やされていることを知り、最近はフローリングが売れると、娘を嫁に出すような気持ちになる私です。
「末永くかわいがってもらうんだよ…」

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カバの丸太を見て回る赤利さんと青木。寒い…

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材木を運ぶロバと挨拶する赤利さん 「お疲れ様です!」「やあ、どうも!」

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自ら検品をする中村社長。厳しく、素早くて、優しい普段の社長とは別人のようでした。

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大連は大都会!町は清潔で、レストランやショッピングスポットも充実していましたよ!

 

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